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2021/12/31
謹賀ねこ年
「作用(悪政)」があれば「反作用(押し返す)」
今年はまさに「反作用」の年
強引な解釈ですが、2022年は、種類の多いネコ目を先頭に、子(ね)、丑(うし)、寅(とら)、卯(う)、辰(たつ),巳(み)、午(うま)、未(ひつじ)、申(さる),酉(とり),戌(いぬ)、亥(い)とすべての干支(えと)がスクラム組んで参議院選挙に圧勝して、改憲の策動に大きく「待った!」をかけようではありませんか
▽ 「青春」(サミュエル・ウルマン)という詩を発見しました。
人は信念と共に若く 疑惑と共に老いる
人は自信と共に若く 恐怖と共に老いる
希望ある限り若く 失望と共に老い朽ちる
彼はいいます「“青春”とは人生のある期間をいうのではなく、こころの様相をいうのだ。優れた想像力、逞しき意思、燃える情熱、怯懦を却ける勇猛心、安易を振り捨てる冒険心。このような様相を”青春“というのだ」と。
つづけて「年を重ねただけで人は老いない。理想を失う時に初めて老いが来る」と。70歳であろうと16歳であろうと、胸中に抱くものがあるかぎり「青春」なのです。それからすれば私たち、まさに青春ど真ん中!
人は自信と共に若く 恐怖と共に老いる
希望ある限り若く 失望と共に老い朽ちる
彼はいいます「“青春”とは人生のある期間をいうのではなく、こころの様相をいうのだ。優れた想像力、逞しき意思、燃える情熱、怯懦を却ける勇猛心、安易を振り捨てる冒険心。このような様相を”青春“というのだ」と。
つづけて「年を重ねただけで人は老いない。理想を失う時に初めて老いが来る」と。70歳であろうと16歳であろうと、胸中に抱くものがあるかぎり「青春」なのです。それからすれば私たち、まさに青春ど真ん中!
▽ 若い頃、よく口にしていたのが「ニュートンの法則」でした。
リンゴが樹から落ちる万有引力のことではありません。「作用と反作用」の法則です。Aという物体がBに力を加えると、Bは同じ力ではね返すという法則です。労働組合時代、ことあるごとにスト権(反作用)を確立したものです。何かがあればただちに「反作用」。敏感でしたね。
いま、悪政という「作用」のなんと多いことか。対する「反作用」の力を大きなものにしたいですねえ。
いま、悪政という「作用」のなんと多いことか。対する「反作用」の力を大きなものにしたいですねえ。
▽ 脈絡もなくいろんなこと、いろんな人の言葉を
* 報道によれば12月27日「吉本興業に続き読売新聞大阪本社が大阪府と包括連携協定締結。公然と吉村知事の下僕に。他メディアも追随で大阪は大本営状態に」
* 「維新の何が悪いって、自公政権を代弁する“突撃隊”の役割を担っているところ。規制緩和、労働組合潰し、カジノ推進・・こうした新自由主義的な政策を維新が“突撃隊”になって助けている。それなのに改革者ぶって・・ほんま最低や(れいわ 大石あきこ衆院議員)
* 戦争を知っているやつが世の中の中心である限り、日本は安全だ。戦争を知らないやつが出てきて日本の中核になったとき、怖いなあ。絶対戦争なんかダメだ。だから経験者が戦争の悲惨さを教えてやれ。(田中角栄)
* 過去に目を閉ざすものは、結局のところ現在にも盲目となります。(ヴァイツゼッカ―・西ドイツ大統領)
* アベノマスク不良在庫8000万枚、115億円相当。保管料(2021年3月時点で6億円。アベは不正や隠蔽やのみでなく、巨額の税金を浪費する失政が暴露された。戦後最悪の首相として政界から追放が妥当だろう。(アベ晋三の違憲行為を許さない1万人委員会)
ことしもよろしくお願いいたします。<仲築閒 卓蔵>
2021/12/26
東京都武蔵野市の住民投票条例案否決
ネット上には外国人排斥の主張
3カ月以上住めば、国籍を問わず投票ができる東京都武蔵野市の住民投票条例案が12月21日、市議会本会議で否決された。住民投票では、外国人の投票資格を制限する法律はない。だが、反対派の市議はもとより、国会議員まで加わって街頭活動を展開。インターネット上では「武蔵野が乗っ取られる」などの主張が繰り返され、外国人差別をあおる団体の街宣車が市内を走り回るなど異常な事態となっていた。条例案は、武蔵野市内に3カ月以上住む18歳以上の市民であれば、国籍を問わずに投票に参加できる制度を創設する内容。投票の結果に法的な拘束力はない。
武蔵野市の松下玲子市長は「誰もが安心して暮らし続けられる魅力と活力があふれるまち」を目標に掲げ、その一環としてこの条例案を11月中旬に発表した。市議会の総務委員会(12月13日)での採決は、賛否同数(各3票)となったため委員長裁決で可決。ところが、本会議では賛成11票、反対14票で、逆の結果が出た。
新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言下、制度案の意見交換会が開かれるなど、「周知が足りなかった」という指摘はあるが、なぜ、外国人の排斥問題にまで及ぶ状況になったのか。インターネット放送「デモクラTV」の討論番組(25日)に出演した政治社会学者の木下ちがやさんは「革新的な市長の提案だったから、保守派の標的になった」と分析する。同種の条例は、神奈川県逗子市など2市ですでに実施されており、目新しいものではない。むしろ、ダイバーシティー(多様性)が叫ばれる時代の流れに合ったものだといえる。
松下市長は、本会議後、「外国籍の人も同じ街で暮らす一員であることは市議会でも異論はないと思う。この結果を重く受け止めて、制定に向け検討を重ねたい」と報道陣に話した。
福祉や医療などの分野は、「エッセンシャルワーカー」と呼ばれる人々が支え、その一端は外国人が担っている。共生社会を目指すのであれば、外国籍の住民の声や意見を取り入れた街づくりが必要なのは言うまでもない。
2021/12/18
いま大事なこと
国会で補正予算が審議され、子育て家庭への10万円給付が問題になっている。現金だ、クーポンだ、と支給方法についての議論が続いているが、ほんとうに、国会で議論すべき大事な問題は違うのではないか。コロナが何となく収束しつつあって、世の中みんなほっとしている。しかし、問題は社会をもう一度取り戻すにはどうしたらいいか、ということではないか。
「緊急事態」だの「自粛要請」だのという施策が終わって、人が動き出し、お正月の人流はかなり戻るというのだが、中小・零細企業にとっては、何とかで息を継いできた「協力金」がなくなって、「さあ、どうしよう」というのが実態だ。お客はなかなか戻ってこない、借金は返せない借り増しはこれまで以上に難しい。散った従業員は戻れない…。
「この年末いっぱいで」というの店が少なくないのが実態だ。
政府が組んだ過去最大の35兆9895億円の補正予算は、参議院にまわり、20日成立の見込みだというが、この庶民の窮状について、どんな対策が打たれているのか、さっぱりわからない。報道もろくにない。 恐らく実際にコロナ対策を担ってきた小規模事業者にとって、 「事業復活支援金」や「事業再構築補助金」、「小規模事業者持続化補助金」などが、実際に年内に支給される状況になるのかどうか、といったことだが、報道も含めて焦点がずれている。
今回の補正では、来年度予算との組み合わせも考えたそうで、防衛関係費に7738億円を充て、補正予算で計上する額としては過去最大。当初予算とあわせると6.1兆円で、当初と補正をあわせた防衛費は国内総生産(GDP)比で1%を超して1.09%となる。本来大問題になるはずのことが、どうしてこんな状況なのか? 予算についての課題は、来年予算にまたがって、追求されなければならない問題だ。
コロナが少し落ち着き、選挙が終わって、与野党の体制も決まって、いま政界は「凪」の状況なのだともいう。その一方で、維新や国民民主が自民党にすりより、憲法審査会を動かし始めた。凪を楽しんでいる暇はない。