点描
2022/04/04
「表現の不自由展」が東京・国立市で開幕
56-s-1.jpg 公共の施設や空間での展示が規制、撤去された作品などを集めた「表現の不自由展 東京2022」が4月2日、東京都国立市の「くにたち市民芸術小ホール」内ギャラリーで開幕した。「女性の人権の闘い」をたたえ、継承する追悼碑として韓国人のアーティスト夫妻が創作した「平和の少女像」=写真=などが展示されている。
 同展は2015年に東京のギャラリーで初開催。その後、「あいちトリエンナーレ2019」(愛知県主催)など名古屋、京都、大阪で企画されたが、抗議などが相次ぎ、大阪のみ全日開催できた。主催者は「表現の自由の場、公共の場は私たち市民や表現者が守るという、大事な取り組み」といい、インターネットを通じて資金を集めるクラウドファンディングへの協力を呼びかけている。5日まで(入場料1000円、要予約)。
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