2022/07/06
在日ミャンマー人らが募金活動
防衛省は軍幹部留学生受け入れ中止を
参院選の投票日が1週間後に迫り、「選挙サンデー」となった3日、東京の吉祥寺駅の近くで、在日ミャンマー人と支援者らが募金活動を行い、母国の惨状を訴えた=写真。
「ミャンマーでは軍が民衆に発砲しています。けれどもミャンマーの市民は屈していません」「日本の防衛省はクーデター以後もミャンマー軍の幹部を留学生として受け入れているのです。すぐに止めて民主主義のために力を貸してほしい」――。募金箱やプラカードを手にしながらチョーミンティーさん(30)らが呼びかける。
ミャンマー国軍によるクーデターが発生したのは2021年2月1日。以後、在日ミャンマー人らも抗議行動を続けている。チョーミンティーさんたちのグループは週末を中心に活動。寄せられた義援金は「母国の難民支援に役立てられる」という。