2022/02/05
改憲阻止に向けキックオフ院内集会
「9条改憲の流れを絶て!」を合言葉に、自民党の改憲を許さないキックオフ院内集会が2月3日、オンラインで開かれた=写真。
初めに2人の憲法学者が講演した。早稲田大学法学学術院教授の愛敬浩二さんは「政権選択の幅が狭い中で空疎な改憲論議が無責任に行われている可能性が高い」「日本国憲法を生かす方向に行くべきだ」などと指摘した。名古屋学院大学教授の飯島滋明さんは「(自民などが主張する)改憲案は法律の改正で対応できる」と言い、改憲手続きにかかる多大な費用を、新型ウイルス禍で苦しむ人々への支援など「他のところに回すべきだ」と話した。
立憲民主、共産、社民など野党各党の議員によるアピールでは「安保によって憲法が壊されている」などの発言があった。同集会は、自由法曹団など「改憲問題対策法律家6団体連絡会」と「戦争させない・九条壊すな!総がかり行動実行委員会」が共催した。