点描
2021/03/26
つかこうへいさんの「ピュアな部分」表現
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 劇作家、演出家の故つかこうへいさん作の「ストリッパー物語」が東京・中野の「芝居砦・満天星」で上演されている。ストリッパーの「明美」と、そのヒモになった「シゲさん」の切ない愛を描き、浅草で1975年に初演された。今回は劇団「新宿梁山泊」の女優、水嶋カンナさんが主宰する演劇ユニット「プロジェクト・ニクス」が挑んでいる。演出を手がけた在日韓国人の金守珍(キム、ス、ジン)さんは「権力や社会への抵抗、人を愛する気持ち。初期の作品に見られる、つかさんのピュアな部分を、若者たちに伝えたい」と語る。3月28日まで。
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