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2022/09/04
東京・荒川河川敷で
関東大震災時の犠牲者追悼式
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 関東大震災(1923年)の発生時に起きた朝鮮人虐殺事件の犠牲者らの追悼式が9月3日、東京都墨田区八広の荒川河川敷で開かれた。
 在日韓国人の歌手、李政美(イ・ヂョンミ)さんが、哀悼の意を込めて韓国の国民的歌曲「鳳仙花(ほうせんか)」などを歌い、来日した韓国人牧師、金鐘洙(キム・ジョンス)さん(58)=写真=が追悼の辞を述べた。来年は関東大震災から100年。金さんは、韓国で7月に結成された「関東虐殺100周年忌追悼事業推進委員会」の委員長を務めており、「事件の真相究明、犠牲者の名誉回復は東アジアの平和を実現するうえで意味のある努力。日本の宗教者や市民と連帯していきたい」と話した。
 荒川河川敷での追悼式は、小学校教師だった故絹田幸恵(ゆきえ)さんら有志の呼びかけで始まり今秋で41回を重ねた。来年は20~40代を中心にした「ほうせんか100周年追悼式実行委員会(通称ペンニョン)」に式の準備が任される。
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