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2021/07/07
名古屋入管でスリランカ女性死亡
真相究明求め署名活動スタート
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姉の遺影を手元に置き、真相究明を訴えるワヨミさん
 名古屋出入国在留管理局(名古屋市)に収容中のスリランカ人女性、ウィシュマ・サンダマリさん(当時33歳)が3月に死亡した問題で、学生団体などが7月7日、真相究明のため、監視カメラのビデオ開示と再発防止の徹底を求める署名活動を開始した。同日、厚生労働省であった会見には来日中の妹のワヨミさん(28)が出席し、「姉がなぜ死んだのか、私は真実を知りたい」と訴えた。
 在留資格がなかったウィシュマさんは昨年8月に収容され、今年1月に体調が急激に悪化した。支援の学生や弁護士らが本人と面会して入管側に医療措置などを求めたが、聞き入れられなかった。会見に参加した作家の星野智幸さんは「この問題に私たちがどのように関心を持てばいいのかを、若い人たちが示してくれた」と話した。
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