点描
2023/03/06
「まぜこぜ一座」が東京・渋谷で公演
さまざまな特性のパフォーマーらが登場
85-s-1.jpg
 俳優、タレントの東ちづるさんが座長を務めるパフォーマンス集団「まぜこぜ一座」の舞台「月夜のからくりハウス 歌雪姫と七人のこびとーず」が3月5日、東京都渋谷区文化総合センター大和田で上演された=写真(©SAP CHANO)。
 インターネット上でのハラスメント被害を受けた「歌雪姫」を支えようと、7人のこびとたちがヘイト集団に立ち向かう物語。こびと役は、「日本一小さいマジシャン」として知られる身長114センチのマメ山田さん(77)、「小さなモデル」の後藤仁美さん、半身まひの野澤健さんらがふんした。劇の合間には義足のダンサー、大前光市さんや車椅子のダンサー、かんばらけんたさんらがダイナミックで深淵(しんえん)なパフォーマンスを繰り広げ、約50人が登場するにぎやかな舞台となった。
 まぜこぜ一座は、「だれも排除しない、まぜこぜの社会」を目指す一般社団法人「Get in touch」の活動の一環。理事長の東さんらの呼びかけで2017年に旗揚げされた。
管理  
- Topics Board -