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2021/10/17
目を、耳を疑う  自民党新執行部
 10月1日に発足した自民党執行部の顔ぶれを見て、驚きましたね。幹事長に甘利 明だといいます。忘れられない事件があります。2016年、甘利経済再生相時代です。UR(都市再生機構、旧住宅公団)をめぐる口利き疑惑が発生しました。検察の動向が注目されました。
 その時何が起きたか。プロ野球選手だった清原和博氏が麻薬疑惑で逮捕されたのです。彼は早くから目をつけられていたそうです。いつ逮捕されてもいいような状況だったと言います。いつ逮捕するか、「今でしょ」がこの逮捕事件でした。
 その騒ぎのなかで甘利大臣は「(自民党定番の)入院。
 メディアの目は甘利大臣金銭疑惑から清原逮捕に転じました。見事な「目くらまし」の役割を果たしたのです。

ジャーナリズムの役割の再認識を
 政調会長に高市早苗・元総務相。ええッ!です。
 総務相時代なんと言ったか。「気に入らないテレビ局は、免許はく奪するかも」と。彼女は日本会議の大幹部ですよ。テレビ局は、自民党に監視されるのか、それとも自民党を監視するのか・・あらためて問われますね。
 イギリスの作家でジャーナリストのジョージ・オーウェルの言葉。「ジャーナリズムとは、(権力者が)報じられたくないことを報じることだ。それ以外のものは広報にすぎない」。

正念場の「秋」
 10月19日公示、31日投票。総選挙の日程が決まりました。
 「投票はあなたの声だ」――。俳優やミュージシャンなど芸能人の有志が16日、総選挙での投票を呼びかける動画をユーチューブに投稿し、大きな反響を呼んでいるそうです。
 動画はユーチューブチャンネルの「VOICE PROJECT 投票はあなたの声」が公開。ツイッターなどでもアカウントが開設され、
「 #わたしも投票します 」の拡散を呼びかけています。
 メディアも負けてはいられませんねえ。

市民と野党の統一候補者
各地で前進
 9月8日に締結された市民連合と立憲民主党代表・枝野幸男、日本共産党委員長・志位和夫、日本社会党党首・福島みずほ、れいわ新選組代表・山本太郎との政策合意(6本の柱)をもとに、各地で市民と野党共闘がすすんでいます。
 ぼくの住む神奈川では18区あるうちの15区で統一候補者ができ上りました。
 目玉は2区(対・菅義偉)、12区(対・甘利 明)、17区(対・牧島かれん)。
 おもしろくなる総選挙です。
今日(17日)は鎌倉市長選の投開票日。
初の女性市長誕生なるか!
いい報告ができればいいですねえ。
2021/10/10
衆院選は「19日公示、31日投開票」
選挙に行こう!
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 第100代首相に、自民党の岸田文雄総裁(64)が10月4日、選出された。岸田内閣発足に伴い、警察庁出身で、第2次安倍政権発足時から官房副長官を務めた杉田和博氏(80)と、菅義偉前首相の側近といわれた、首相補佐官の和泉洋人氏(68)が退任。省庁に影響力を持つ両氏が退くことで「官邸と官僚の関係が変化する可能性がある」と霞ケ関で話題になっている。
 杉田氏の官房副長官の在職日数は歴代最長の3205日。東京オリンピック・パラリンピックの警備を検討する調整会議などを仕切り、各省庁の幹部人事を握る内閣人事局長を兼務した。日本学術会議の会員候補6人の任命拒否は、杉田氏が主導したといわれる。
 一方の和泉氏は国土交通省出身。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設や観光振興などに関わり、加計学園の獣医学部新設問題では、文部科学省に開学手続きを急ぐよう迫ったと批判された(本人は否定)。杉田氏の後任となった栗生俊一氏(62)はやはり警察庁出身だが、それほど霞ケ関への影響力はないとみられている。いずれにしても、「官邸VS.官僚」という悪しき構図はなくし、本来の「市民のための政治」を目指すべきだ。
 ◇      ◇
 警察庁といえば、新たに長官の座に着いた中村格氏(58)は、ジャーナリストの伊藤詩織さんがTBSの元ワシントン支局長から「性暴力を受けた」と訴えた事件で、加害者の逮捕を見送った「張本人」だと指摘されている。当時、警視庁の刑事部長だったからだ。中村氏は、長官の就任会見(9月22日)でこの問題を問われ、「組織として捜査を尽くしたうえで検察庁に送致し、不起訴処分になった。その後の検察審査会でも不起訴相当の議決がなされた」と答弁。だが、現場の刑事は、懸命に加害者を特定しようとしていたといわれている。それがどうして逮捕見送りという「不可解な結末」になったのか。
 ◇      ◇
 臨時国会会期末の14日に衆院が解散され、次期衆院選は「19日公示、31日投開票」と決まった。岸田首相は就任会見で「新しい資本主義」「所得再分配」「経済再生」――などを強調した。「私の特技は『人の話をよく聞くこと』」とも述べたが、政治家が人(庶民)の話を聞くのは当たり前のこと。それが「特技」であれば、ほとんどの政治家は「人の話をよく聞いていない」ということか。
 新内閣の顔ぶれをみると、9年に及ぶ「安倍・菅」両政権時代に生じたひずみを修正するだけの布陣とは思えない。また、総裁選で安倍氏が支援した高市早苗氏を党の政調会長にすえたこと一つとっても、従来の権力構造を打破したとはいえないだろう。
 選挙は、私たちの意志を政治に届ける機会でもある。いまの日本の政治の実態を知り、自分たちがどんな政治を望むのかを考え、投票に行こう。
2021/10/04
ごまかされるな「新内閣」キャンペーン
 どうであれ、4日から岸田新内閣がスタートする。本来なら、自民党の顔が変わったら変わったで、菅選挙管理内閣の下で総選挙をするのが筋だろうが、そうはいっていない。最近聞かなくなった言葉だが、これも自民党が勝手にやった「政権たらい回し」だ。
 自派を冷遇してでも安倍に付き従った岸田新首相の閣僚人事は、あまり聞いたことがない多数の新人登用や、40代の経済安保相、デジタル相など、結構話題は豊富。だが、それでごまかされるわけにはいかない「政治課題」は、見えるだけでも山積みだ。

 《国会の存在意義》 改めて再確認したいのは、憲法に基づく野党の国会開催要求を蹴って総裁選を優先し、その結果としての国会召集になったという事実。自民党が政権政党である限り、その事実は消えない。これからどうしていく気なのか…?
 《甘利幹事長の説明責任》 仰天したのは、甘利幹事長の出現だ。16年に週刊文春が報じたURから2億円余を受け取った建設業者が口を利いてもらった甘利事務所に証拠があるだけで1200万円が渡った、という疑惑。大臣室で50万円受け取った、という話もあり、甘利氏はTPP担当相を辞任したが、「説明する」といいながら入院してごまかしたまま。これを一体どうするのか?
 《ところで、自民党の1億5000万円は?》 河井事件で明るみに出た、自民党の1億5000万円問題。内閣官房機密費からか、自民党本部の無届け裏帳簿からか、検察の自民党本部捜索説まで流れた疑惑も藪の中だ。
 《モリカケ、桜、公文書偽造の再調査》 総裁選では、野田聖子氏以外、揃って再調査に否定的だったが、「捜査中だから」といってごまかすわけにはいかない。自殺してしまった赤木俊夫さんの遺志をそのままにしておいていいのか? 検察庁はこんなに明白な「桜」問題の法律違反を「下手人は総理」だからといって放っておいていいのか?
 《専門家をどうする? 学術会議をどうする?》 杉田和博官房副長官を代えたからと言って終わらない。1年遅れでもなぜ再任しないか? コロナ問題にしても専門家を都合のいいときだけ「専門家」を使い、異論を聞かなかった安倍・菅政権を引き継ぐのか? 
 《「宏池会政治」は「破廉恥政治」から決別できるか》  岸田氏は9月30日、宏池会総会で「宮沢政権を知っている方は少なくなったが、30年の歴史の重み、責任を感じる」と、「政権派閥」になったことを強調した。「丁寧で寛容」のスローガンは、池田勇人政権の「寛容と忍耐」にあやかったものだろうが、小泉政権以来、右派にハイジャックされていた自民党を復活させられるのか? 「新自由主義からの脱却」(岸田氏)ができるのか? 「廉恥欠く政治」(東京新聞4日付社説)と決別できるのか?

 《「矛盾をごまかす弥縫策」か「日本を変える変革の道か」》 新政権も施政方針演説で、言いたいことを言って、解散するのだろう。ただ、これまでと違っているのは、自民党に対抗する「市民と野党の共通政策」が、対抗軸として提示されていることだ。
 選挙で、自民党を過半数割れに追い込めるかどうか? 問題の焦点は「弥縫策に充ち満ちた自民党のインチキ改革」か「日本を方向を変える市民と野党の政権」か、である。
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